ホーミータイツ☆リレーエッセイ

ホーミータイツのメンバーによる、独り善がりなエッセイ。
あなたを強く抱きしめタイツ!
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心意気
僕が初めて自分のお小遣いで買ったCDは、ウルフルズの『そら』じゃなかったかと思う。

当時、中学生なりに熱心にウルフルズを追いかけていた(ライブは行ったことないけど)が、その後しばらく離れてしまって聴いていなかった。汗臭い実直な音楽よりも、シュッとした洗練された音楽へと興味がシフトしたことによる(思春期にありがちな寄り道)が、ベーシストのジョン・B・チョッパーが脱退してしまったこともその一因だった。

当時ベースを始めたばかりの僕は、バンドのベーシストというものに格別の思い入れがあった。バンド内でのベーシストの立ち位置みたいなものにもこだわりがあって、ジョン・B・チョッパーや、黒夢の人時のような、一歩引いてる感じ、というかなんというか、「ちょっと地味」な感じのベーシストが好きだった。ジョン・Bは自ら「ベースは地味」ってよくインタビューとかで言ってたし。

ベーシスト不在の、というよりジョン・B不在のウルフルズにはやっぱりあんまり興味が持てなかった。

ところが四年後、ジョン・Bがウルフルズに戻ってきたのである。ファンなら誰もが狂喜したことと思う。当時ファンだなんて到底言えないほどウルフルズから遠ざかっていたが、ジョン・B復帰のニュースは妙に嬉しかったのを覚えている。

復帰後のジョン・Bはなんだか吹っ切れていて、言うことがいちいちかっこいい。並々ならぬ決意を持って戻ってきたのだろう。

「土壇場までくると、しょうもないものでも何でも、何か出てくるものだ。『何』もないなんてことはない。『何』かある。もうそれしか仕様がないのだ。そして、それで良いのだと思う。ちょっとした無理は良いが、気取ってみても、嘘をついても仕方がない。不細工でも出来が悪くてもかっこ悪くても、そのときの『正直な気持ち』ほど強いものはない。ちゃんとした言葉にならなくても、声にならなくても、叫びになっても、吐き出せば、良い方向に必ず行く」

「みんなギリギリのところで、がんばっている」


(黒田としひろ『風に吹かれている場合じゃない』)

「良いとか悪いとかじゃなくて、かっこ良すぎるものって、個人的に何故か遠ざかっていく。関西人の性だろうか」

「男にも女にも、泣きたい夜がある」

「ロックンロールは気合い一発であり、そのために毎日を一生懸命生きていると言っても過言ではない」

「曲にはムードがある。なければ楽器を演奏する意味がない」


(ウルフルズ『バンザイ 〜10th Anniversary Edition〜』メンバーによる全曲解説)

「歌はもちろん、ギターもベースもドラムも、そのひとの人生そのものなので、そのひとの音がする。誰をも真似できないし、誰にも真似できない。かっこ良いこともかっこ悪いことも、全て」

「音にすると、嘘をつくことができない」

「単に耳障りの良いものや、根っこのないオドカシなんてものは屁以下なものになって忘れられていく」


(ウルフルズ『バンザイ 〜10th Anniversary Edition〜』「バンザイ」から10年)

「ウルフルズっていうのは、松本くんのシャウト一発。それ以上でも以下でもない」

「ただ、いい音を出したいわけですよ。すごい上手なフレーズとかそんなんやなくてね、いい音を出したい」


(トータス松本『歌いたいんや!』)

くあ〜っ!ライブに行く前に活動休止だなんてっ!
| ごとうはるか | 新・さらさら日記 | 11:53 | comments(2) | trackbacks(0) |
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わたしもウルフルズ好きでした。なんとか2回ほどライブも観に行けました。「そら」良いうたですよね。ごとうさんはパーカッションのイメージしかなかったのでベースから入ったとはちょっと意外でした。
| トイダコトネ | 2009/09/10 9:08 PM |

>トイダさん
コメントありがとうございます。
最初に『そら』を買ったのは、1曲入り500円で安かったからですね(笑)。
実はベーシストというのが本来の姿なんです。
昔はタイツでもベースを弾く曲があったのですが、パーカスとベースを同時に持ち運ぶのが大変なのでやめました。
ライブ行ったのウラヤマシイ…。
| ごとう@タイツ | 2009/09/11 1:51 AM |











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